4月4日のブログでもご紹介した、当グループの非常勤スタッフT.N.さんからのご報告です。
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気仙沼の海は今日も青く綺麗です。
被災地の事を大変気にされておられた皆様に気仙沼の医療支援報告をさせていただきます。
現地は日に日に道が出来たり地域ごとに少しずつライフラインが回復したりと復興兆しは見えておりますが海岸部は自衛隊による遺体捜索と搬送が継続されております。焼け野原となった場所は魚の腐ったような生臭さと焼け焦げた臭い、重油の臭いが混じってマスクがないと外を歩けない状態になっております。
生きながらえた住民の方の心の傷は深く地域の方々の挨拶も「生きてた?」「家族も大丈夫?」となっており、あまりの状況の悲惨さにこちらは相槌も表情も作ることが出来ませんでした。
唯一、心の慰めになったのは公園や海岸付近で満面の笑顔で遊んでいる子供達でした。
海で遊ばせていただいている者の一人として「お天道様にやられた」「海にやられた」と今は云われておりますが将来、この子供達がまた気仙沼の綺麗な海を自慢してくれる日を希望してやみません。
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